徳島県は国道438号で、つるぎ町貞光の山間部、剣山木綿麻(ゆうま)温泉付近に延長810bの新トンネルを建設する。このほど詳細設計を四国建設コンサルタント(徳島市)に委託、履行期間2026年1月8日で業務を進める。
場所はつるぎ町貞光長瀬他の貞光川右岸側。山岳トンネルで車道2車線を確保する。設計対象は本体工、坑門工、防水工、排水工、舗装、非常用施設、施工計画と仮設備計画など。断面や施工方法を今回の設計で求める。
すぐ上流側にある供用中の蜂須トンネル(車道2車線、片側歩道)と貞光川を渡河する橋梁(未供用)に面する貞光川の右岸側に南側の坑口を設ける。北側の坑口は東丸井付近。
委託したのは、「R6馬土国道438号つ・貞光長瀬他トンネル詳細設計業務」。総合評価方式の一般競争入札で2月19日に開札、同社が2800万円で落札した。予定価格は3526万円、応札者は2者だった。3月に入り落札者が決まった。
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建通新聞社