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建通新聞社(神奈川)
2025/03/21

【神奈川】県 県道42号V期整備へ25年度に測量・設計

 神奈川県県土整備局は、県道42号藤沢座間厚木線(座間荻野線)のV期区間の整備に向けて、2025年度から測量や設計に着手する。現在工事中のU期区間に続けて、途切れることなく整備を進めることを目指す。
 県道42号藤沢座間厚木線のV期区間は、県道63号相模原大磯線の三田小学校入口交差点(厚木市下荻野)から国道412号線の成井田交差点(同)付近までの900b。かながわのみちづくり計画では「将来に向けて検討が必要な道路」に位置づけられている。
 V期区間の概略ルートは、地域活動の拠点となっている子中コミュニティパーク(子合児童遊園)や地蔵堂を通る。そのため、施設移転による機能確保などの対策が求められ、地域コミュニティが分断されるという問題に対して地元の理解を得る必要もある。
 また、V期区間はU期区間と同様に広範囲が埋蔵文化財包蔵地に該当しており、発掘調査などに時間を要すると見込んでいる。
 県道42号藤沢座間厚木線は、県道22号横浜伊勢原線の新東山田交差点(藤沢市葛原)から県道63号相模原大磯線の三田小学校入口交差点(厚木市下荻野)に至る幹線道路。整備する道路の計画幅員は、片側2車線の車道6・5b、両側の歩道3b、路肩0・5b、中央分離帯2bの合計22b。
 24年度には、カナコン(横浜市瀬谷区)に予備設計を、中央復建コンサルタンツ横浜営業所(横浜市中区)に環境影響評価を委託した。


提供:建通新聞社