小矢部市は、道の駅・地域振興施設大規模改造事業で、2025年度当初予算案に民間活力調査検討費として20万円を新規計上した。サウンディング(対話)型市場調査を通じて民間事業者から広く意見を聞き取る。
調査は5〜7月と26年3〜4月にかけての2回行われる。その結果を踏まえ、26年度に公募型プロポーザルを実施する。着工は27年度以降を目指す。
対象となる道の駅メルヘンおやべの建物はS造平屋建て、床面積約770平方メートル。桜町地内の国道8号沿いにあり、敷地面積は2万7853平方メートル。09年に開業した。23年11月には道の駅施設活用検討委員会が報告書を策定。市では、観光拠点に加え、防災拠点としての機能も強化するなどとする基本構想を3月中にまとめる。
基本設計は中川建築設計事務所(高岡市)が担当。24年度当初予算には実施設計業務委託費として450万円が計上されていたが、3月補正予算案で減額、計画が変更される。