湯沢市上下水道課は、関口浄水場(関口字杉ノ山)の関口第一配水池更新に関し、新配水池(1,800㎥程度)と工事用兼管理用道路(L420m)の詳細設計を1件で4月以降、6月末までに公告する見通し。また、用地測量も同時期に公告する予定。7年度当初予算案に計上している原水配水施設改良費の委託料6,151万1,000円の一部を設計、測量に充てる。8年度から用地補償に着手し、9年度以降に着工する。
関口第一配水池(RC造1,370㎥)は、関口浄水場が稼働を開始した昭和42年から使用されており、老朽化が進んでいるため更新する。現配水池付近に1,800㎥規模の新配水池を建設。延長420mの工事用道路も新設し、新配水池が完成した後は管理用道路として使用する。
今年度は新配水池基本設計と道路予備設計を新日本設計で実施済み。7年度に配水池・道路の詳細設計と用地測量をまとめ、8年度から用地補償に着手する予定。早ければ9年度に道路新設を発注。現配水池を稼働させながら更新するため、新配水池を建設した後、現配水池を撤去する。
なお、浄水場内では関口第一配水池の築造後に建設された関口第二配水池(昭和40〜50年代建設PC造2,230㎥)も稼働しているが、老朽化しているため将来的に補強または更新を行う。事業着手は第一配水池の更新完了後となる見込み。
提供/秋田建設工業新聞