小松島市は、2025年度当初予算案を発表した。投資的経費の総額は30億8812万円で前年度から131・4%増、額にして17億5339万円増と大幅に増加した。新小学校の建設や避難困難地区解消のための和田島北部地区津波避難施設新築などの予算化が増加の主な要因。
新規事業の主な建築関連に、新小学校施設整備事業費11億5032万円、ごみ焼却施設等整備事業費1億8943万円、和田島北部地区津波避難施設新築費2億7120万円などがある。土木関連では、公共下水道建設改良事業3203万円、新小学校の敷地西側市道の整備費5500万円、那賀川農地防災事業1億9797万円などを追加している。
継続事業では、小松島飛行場周辺洪水対策事業費1億1503万円、小松島ステーションパーク整備事業費6300万円、日峯大神子広域公園(脇谷地区)整備事業費3350万円。社会資本整備総合交付金を活用した道路の新設改良等に係る道路橋梁新設改良交付金事業費7730万円、橋梁補修等に係る道路メンテナンス事業費7389万円などを確保した。
この他、小学校施設修繕費3126万円、中学校施設修繕費461万円、道路補修事業費4589万円などを計上した。
一般会計の総額は前年度比16・7%増の187億7100万円で、過去最大の予算規模。3月定例会は3月3日に開会、同25日の閉会となる。
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建通新聞社