リゾートトラスト(愛知県名古屋市、伏見有貴社長)が金沢市粟崎浜町地内、ゴルフ倶楽部金沢リンクス内で計画している会員制リゾートホテルは、客室数160室、地上12階建てで設計作業が進められていることが分かった。
建設規模は、S造一部CFT(コンクリート充填鋼管)造、SRC造、RC造で地下1階地上12階建て延べ3万7345・92平方メートル。建設地は同市粟崎浜町1番2外8筆。設計は国内外で5つ星ホテルやリゾート施設などを手掛けている観光企画設計社(東京都港区新橋)が担当。
客室数については、現時点で当初の120室から160室に増える予定。全室ともに日本海の夕日を眺めることができる。建設予定地では温泉掘削も行われている。
今回、新ブランド「サンクチュアリコート(聖域の王宮)」を想定しており、都会の喧噪を離れた別格のプライベート空間の中で新たな滞在体験・価値観を提供している。同ブランドは「高山」(岐阜県高山市)や「琵琶湖」(滋賀県高島市)に続き、2026年に「日光」(栃木県日光市)、27年に「八ヶ岳」(山梨県北杜市)でも開業する予定。