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　浪江町の2025年度一般会計当初予算案は353億7300万円で、前年度比11.1％増。そのうち普通建設事業費は210億9137万円で、駅周辺基盤整備工事の本格化等により75.1％増加した。
　権現堂地内の浪江小学校跡地に整備する産学官連携施設は、事業費25億7206万8000円を計上し建設工事費等に充てる。施設はＷ造2階建て延べ2899.17�u。貸しオフィス24部屋、会議室等を設ける。
　浪江駅周辺整備関連は、緑空間整備事業費に10億2830万円を付けた。緑空間にトイレや遊具、東屋、モニュメント、植栽等の整備を進める。
　東側駅前に情報発信、集会所、エリアマネジメントの拠点として整備する地域活性化施設の整備費には1億500万円。建築実施設計を行う。
　今年度着工し、工事が本格化する駅周辺の基盤整備事業費には38億3618万3000円を計上している。
　駅西側地区は整備に向けた基本設計等を行う。事業費1億8173万1000円を措置した。西側地区は公民連携まちづくりエリアと位置付け、地域住民や民間事業者とともにまちづくりを進める。今年度内に公民連携セミナー等で募った意見を盛り込んだ西側地区整備計画の策定を予定している。
（提供：福島建設工業新聞社）