甲良町は、きょう(6日)開会する町議会3月定例会に、一般会計43億4332万9千円、特別会計(4会計)20億8708万7千円、公営企業会計(2会計)9億2430万3千円からなる総額73億5471万9千円の令和7年度(2025年度)当初予算案などを上程する。会期は21日まで。
一般会計の対前年度当初比は3・8%(1億6062万5千円)の増、特別会計は同6・6%(1億2837万1千円)の増、公営企業会計は同4・3%(4174万5千円)の減となり、総額は同3・5%(2億4725万1千円)の増。
一般会計の投資的経費(普通建設事業費)は、1376万9千円(5・9%)増の2億4573万8千円となっている。
令和7年度当初予算は、予算編成方針で示した5つの方針と、@災害に強いまちづくりA人口減少・少子高齢化対策B基幹産業である農業・建設業への実情に応じた支援CDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進―の4つの重点事項を優先し、その他の事業に関しても、必要な分野に限られた財源を重点的かつ効果的に配分して編成。
諸課題の解決や高度化、複雑化する行政課題に対して、日々変化する生活環境や価値観の多様化の状況を的確に捉えつつ、持続可能となる行財政運営のため健全化に取り組み、より一層効率的で効果的な行政の推進に尽力していくとしている。
提供:滋賀産業新聞