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日本工業経済新聞社(群馬)
2025/03/03

【群馬】2025年度当初予算案


吉岡町(柴アコ一郎町長)は3日、2025年度当初予算案を公表した。新規産業団地整備事業で、産業団地内の幹線道路として整備予定の(仮称)町道池端・南下線に設計委託料として3294万円、同じく町道大久保・南下の設計委託料に750万円を盛り込んだ。また、新たに建設する給食センターの整備事業で、発注支援業務委託料として1897万5000円を計上した。吉岡中学校では渡り廊下の改修工事費として3675万1000円を充てた。
一般会計予算は前年度から7億4200万円増の90億4900万円。このうち普通建設事業費を4億1325万9000円とし、対前年度比22・9%減となった。構成比は4・6%。
駒寄スマートICの北西側に整備する新規産業団地整備事業では、産業団地内の南北幹線道路として新設する(仮称)町道池端・南下線と、東西幹線道路として改良工事を行う町道大久保・南下線の設計委託料を計上。(仮称)町道池端・南下線は新設区間延長約585m、基本幅員13mで、町道大久保・南下線は新設区間延長220m、基本幅員10mでそれぞれ整備を計画している。(仮称)町道池端・南下線では午王頭川を跨ぐ橋梁の新設も計画。規模は延長14・7m、幅員13mとする想定。新橋の設計は今回の予算にも含まれ、行政境界のため前橋市と協議しながら検討する。
明治小学校の北東側の民地を建設候補地とする新規給食センター整備事業は現在、基本計画と整備事業化の調査業務、用地測量業務などを進めており、9月末までに成果をまとめる予定となっている。今回、当初予算案で発注支援業務委託料を計上し、その後の発注にかかわるアドバイザリー業務を委託する方針。発注は、設計・施工を一括とするか、それぞれの発注とするかなど、現在進めている調査業務の中で決定する。基本計画と整備事業化の調査業務は建設技術研究所(東京都中央区)に、用地測量と地質調査、事業認定申請書作成業務をアイ・ディー・エー(高崎市)にそれぞれ委託している。
吉岡中学校では、同校北校舎2階と体育館をつなぐ渡り廊下の改修を行う。既存の渡り廊下はS造、面積45u。同規模の廊下を整備する予定。設計は亦野建築設計事務所(前橋市)が担当した。
また、下水道事業の工事費として1億9388万7000円を計上。上野田、北下・南下、小倉の3地区で進めている公共下水道農業集落排水事業区域における農業集落排水施設編入事業として、主に北下・南下地区農業集落排水処理施設(北下1131−5)の周辺と南下地区の田中交差点付近の2カ所で管路工事を行う計画。
このほか、明治小学校の北校舎を対象とした空調設備更新工事に向けた設計委託料499万4000円を計上した。道路関連では道路長寿命化補修工事費に3755万5000円、道路維持補修工事費に3250万5000円を盛り込んだ。