竜王町は、4日開会する町議会定例会に、一般会計122億2000万円(対前年度比34・3%増)、特別会計・企業会計を合わせた総額162億4749万9千円(同19・1%増)の2025年度(令和7年度)当初予算案を提出する。会期は27日までの24日間。
町制施行70周年を迎える節目の年。国・県等の補助金や、ふるさと納税による寄附金等を活用しながら、中心核整備や公共交通施策の推進、子育て支援や定住促進など、『節目の70年、未来へつなぐ投資予算』として、一般会計は過去最高規模となる。普通建設事業費は、36億5963万5千円(同59・8%増)。
新規事業をみると、新・学童保育所の建設に3億3570万円。放課後児童の健全な育成や子育て環境の充実を図るため、中心核「交流・文教ゾーン」の整備に係るリーディングプロジェクトである新・竜王小学校の建設工事と合わせて、同校区の学童保育所の建設工事に同ゾーン内で着手する。
子ども療育事業所「たっぴー」の移転整備に8053万円。ふれあい相談発達支援センター(公民館3階)について、子どもたちや保護者がより快適に療育事業を受け、子どもたちの成長をともに育んでいくことを目的に、安全面や環境面、衛生面で、より配慮した環境を整備するため、福祉ステーションを改修し移転する。
コンパクトシティ化構想のさらなる推進に向けた立地適正化計画の策定に700万円。国の基準に沿った立地適正化計画を策定し補助金を有効に活用することで、竜王町コンパクトシティ化構想の実現に向けた取り組みをさらに進めていく。
提供:滋賀産業新聞