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建設経済新聞社
2025/02/28

【京都】都市計画道路御陵山崎線(C工区)街路整備 京都府が第三者委で事前評価

 京都府は、令和6年度第2回公共事業評価に係る第三者委員会を3月12日に開催し、事前評価の都市計画道路御陵山崎線(C工区)街路整備事業、事後評価の都市計画道路東中央線街路整備事業を審議する。
 都市計画道路御陵山崎線(C工区)街路整備事業の事業箇所は向日市寺戸町中垣内〜中ノ段の延長0・51q、幅員15・0m(2車線、両側自転車歩行者道)。全体事業費は約48億円を見込む。計画交通量は1万1400台/日(令和22年予測交通量)、道路区分は第4種第2級。
 御陵山崎線の当該事業区間に接続する前後区間では、平成30年に北側0・25qの道路拡幅整備(寺戸事務所前工区)が完了しており、さらに現在、向日市域では京都府事業として2区間で街路整備事業(A工区、B工区)を順次進めている。
 事業中のA工区、B工区が完成すると、寺戸事務所前工区からB工区までの0・51qの未整備区間がボトルネックとなるため、この区間の拡幅整備を行うことで、整備済区間を0・25qから約1・2qに拡大することができる。
 事前評価の当該事業は、この0・51qの区間(C工区)において、車道の拡幅、両側歩道の整備及び電線共同溝の整備による無電柱化を行うことにより、交通の円滑化、歩行者の安全性の向上を図り、向日市のまちづくりを支援するとともに、緊急輸送道路としての機能強化を図る。
 事業費内訳は工事費11億8000万円、用地補償費31億6000万円、その他経費(測量試験費等)3億1000万円で、合計46億5000万円(基準年における現在価値化した値37億4000万円)、維持管理費は5000万円(基準年における現在価値化した値1000万円)で、総費用は47億円(基準年における現在価値化した値37億5000万円)。
 総費用総便益比(B/C。基準年における現在価値化した値)は(B)48億円/(C)37億5000万円で1・28と算出した。
 令和7年度に事業着手し、16年度の完了を見込む。