福井県防水工事協同組合(土肥敏宏理事長)の第47回定時総会は18日開催され=写真、2024年度の事業報告・収支決算、および25年度の事業計画・収支予算案などを慎重審議し、すべて原案通り了承した。
会場は、福井市大手3丁目の県繊協ビルで。
冒頭、土肥理事長が挨拶。24年度は「原油高や資材高騰など、物の値段が上がった。当組合では例年通り事業を行うことができ、会員からは大打撃を受けた話もなく、無事に過ごせた1年」と振り返った。県建専連の一員として建設技術フェアなどに積極参加した。
25年度は、定例会で情報交換を図る。建設技術フェアに参加する。技能検定の協力・運営、賛助会員と材料・工法の勉強会を行う。各官公庁に要請する。親睦ゴルフコンペを開催。組合員と賛助会員の懇親会などを行う方針とした。土肥理事長はまた、ロシアとウクライナの戦争など不安定な世界情勢を受け、人手不足など足元の厳しい経営環境を指摘し、それでも「(防水業界は)建造物がある限り、大きく下降していく業界ではない」と強調。「AIとは違い、重要な社会インフラを担い、仕事がなくなることは決してない」などと、確信と抱負を示した。