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新建新聞社
2025/02/25

【長野】御代田町 25年度当初案は一般会計95.4億、6.1%増

東原西軽井沢線に6億余、橋梁部から着手
普通建設費13億6577万円
 御代田町の小園拓志町長は、2025年度の当初予算案の概要を2月24日発表した。一般会計は95億4188万円(前年度比5億4458万・6.1%増)を計上。過去最大規模の予算編成となった。性質別の普通建設事業費は13億6577万円(同5億7284万・29.5%減)。
 主な歳出をみると、都市計画再編集中支援事業でメインの「東原西軽井沢線」が着工するとして総額で6億0983万円を計上した。全体はL2330m、W12.0m。起点部分(町道御代田佐久線交差点)から880m区間は築造し、後半は既存道路の改良。構造物は橋梁1橋(L46m、鋼単純合成鈑桁橋)とボックスカルバート1基。全体を無電柱化(共同溝方式)で進める。町では、25年度に5工事を予定しており、橋梁部分から着手する。
 猛暑対策は、御代田中学校の体育館にエアコンを設置するとして1億3296万円を計上した。ほかには馬瀬口・西軽井沢・三ツ谷・小田井各区の集会施設にエアコンを設置するとして補助金を出すとして1300万円ほどを予算化した。小園町長は「猛暑対策は今後も積極的に取り組む」と話した。
 無電柱化関連は、補助金として1億円を予算化した。箇所は旧町役場に近い民間が開発を予定している100区画規模の大規模分譲地が対象となっている。

提供:新建新聞社