香川県は、旧県立体育館の解体工事に2025〜27年度の債務負担行為として限度額10億0900万円を設定する。県の25年度当初予算案に盛り込んだ。25年度予算案には、解体工事の予算1億7000万円の他、記録保存や家屋調査などの予算も合わせて2億4204万円を計上した。
解体工事以外の予算の内訳は、記録保存(動画撮影)が500万円(24〜27年度で1500万円)、記録保存(3D測量など)が4500万円、工事着手前の家屋調査が1900万円など。
解体工事の具体的な発注時期は決まっていない。工法は、地上から重機を使って行う地上解体を採用し、工期は20カ月程度を想定している。
旧県立体育館の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ4707平方b。高さは21・4b。1964年7月に完成した。所在地は高松市福岡町2ノ18。敷地面積は6631平方b。跡地利用方針は未定だという。
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建通新聞社