日高村は、(仮称)水害に強いまちづくり公園の実施設計と用地買収を進めている。6月ごろまでに設計と用地買収を終えた後、順調なら9月補正予算に事業費を要望する。
公園を整備するのは、沖名地内の新日下川放水路戸梶川吞口部南側に位置する新日下川放水路管理道トンネル隣接地。敷地は同工事の建設ヤードとして使われていた面積約6000平方b。
公園施設は「日高村水害に強いまちづくり条例」を見える化するため、地下に貯留施設を整備する他、村の水害との闘いの歴史や新日下川放水路のインフラツーリズムなどを紹介する管理棟、トイレや遊具、広場を整備する予定。詳細については現在進めている実施設計で詰めていく。整備期間は3〜4年を見込んでいる。
基本計画は2023年度に黒岩設計(高知市)で実施し、実施設計はハウジング総合コンサルタント(高知市)が担当している。
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建通新聞社