徳島県は、阿波吉野川警察署整備事業費として、2025年度当初予算案に委託料2523万円を計上した。民間活力導入の可能性を検討し、施設整備方針を策定する。
民間活力導入可能性の検討では、事業スキーム検討として、事業の特性を把握した上で、事業方式、事業形態と事業期間などのスキーム案を検討して整理する。また民間活力導入の事業性評価を行う。
基本計画の策定に向けては、最初に基本構想に基づき、施設の概要や機能などの基本的要件を検討し整理する。さらに治安や防災対策面から、必要な諸室の配置条件などを確認して整理し、機能的な施設整備方針を策定する。
阿波吉野川警察署は県央部の治安・防災対策の中核拠点として、移転新築を計画している。現在、吉野川市鴨島町殿郷の旧農業研究所鴨島分場敷地9675平方㍍への移転を考えている。
昨年9月時点では整備スケジュールとして、25年度に整備手法検討し、26~27年度で契約業務などの手続きを考えていた。
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建通新聞社