独立行政法人国立高等専門学校機構(東京)は、能登半島地震で被災し、使用不能となっている石川工業高等専門学校(津幡町)の第1、第2屋内運動場、武道場を集約して建て替える計画だ。「石川工業高専屋内運動場等新営その他工事」として今四半期中にWTO対象の一般競争入札により公告し、25年度第1四半期に開札するスケジュールだ。
設計は綜企画設計(北陸支店、金沢市広岡)が担当。建設規模は屋内運動場S及びRC造2階建て延べ2540平方メートルで、工事では合わせて車庫S造平屋建て150平方メートルを新営する。工期は約19カ月。発注規模は6億円以上を見込む。
同校では屋内運動場などの使用不能により、体育授業を同町内の体育館を借りて対応しているという。