深谷市は、下水道管の破損が原因とみられる八潮市の道路陥没事故を受けて、管理する下水道を対象に緊急点検を17日から始めた。事故後に国土交通省から要請があった点検では、対象となる大口径管きょが、深谷市にはなかったが、「事案の重大性を考慮」(深谷市)して独自に点検を開始することにした。
点検の対象となるのは、汚水管(口径1・5m以上、延長約2キロ)や雨水管(口径1・5m以上、延長約4・5キロ)。
調査では、管内部のクラックや破損などを目視点検するほか、道路を巡視してわだちや亀裂などを調べるという。
同市は、早期に調査を終えて、点検結果を公表する、としている。
提供:埼玉建設新聞