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日本工業経済新聞社(群馬)
2025/02/20

【群馬】2025年度当初予算案を発表

明和町(冨塚基輔町長)は20日、2025年度当初予算案を示した。新規事業として2カ年かけて行う明和西小学校南校舎長寿命化改修に着手する。25年度分の工事費として5億6791万1000円を盛り込んだ。改修は、外壁と屋上の補修から内装やトイレおよび照明設備などの更新工事を実施する。このほか、役場庁舎外壁面および外周補修工事へ3053万6000円を計上した。
一般会計予算は82億円を計上。前年度から15億円の増額となり、対前年度比は22・4%増とした。普通建設事業費は13億9232万6000円とし、同比48%の増加。構成比は17%となった。
明和西小学校(川俣26)南校舎の大規模改修を2カ年で実施する。南校舎は東と西の2棟が連なる形で建設されており、南校舎東側と西側はともにRC造3階建て、延べ床面積は東側が1350u。西側は1264u。いずれも建設から60年が経過しているために改修する。25年度は東側校舎、26年度に西側校舎で工事を行う。設計は24年度にプロポーザルにより福島建築設計事務所(前橋市)を選定した。
このほか、明和東小学校(千津井293)、明和中学校(新里298−1)ともに築40〜60年が経過しているため、同様に大規模改修工事を計画している。明和東小学校は25年度に実施設計を委託する。基本設計は福島建築設計事務所が担当した。明和中学校では基本設計を委託する。
役場庁舎(新里250−1)では、外壁面防水工事および外周補修工事を行う。庁舎は05年竣工のRC造3階建て、延べ床面積4855・92uの規模。工事の詳細は委託する設計の中で詰めることとなる。
(仮称)大佐貫・大輪線(大輪工区)整備事業には1億2360万円を計上した。事業費には用地の取得費、測量設計や工事費が含まれている。用地の取得が進めば、工事発注する。
同線は、大輪地内から大輪中工業団地造成事業区域を抜けて国道122号へとつながる路線として整備する。大輪工区と大佐貫工区に2分割して事業を推進し、計画延長は1500m、幅員10mの道路となる予定。現在、測量設計などを技研コンサル(前橋市)が進めている。
農業関係では、小規模農村整備事業に3810万円を盛り込み。農道および用排水路を整備する。