トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2025/02/20

【鳥取】次期格付けに向け本格作業/県内809社が審査申請/3月中旬めどに決定へ/県土整備部

 県土整備部は、建設工事の25・26年度格付けに向けて本格的な作業に入った。19日、入札参加資格審査を申請していた県内業者809社に対し、技術者の在籍状況やISOの取得状況などを照会。28日までに報告を求め、早ければ3月中旬に格付けを決定する。
 資格審査申請は1月31日に締め切っており、県内業者は2年前の前回(846社)に比べ37社少ない809社が申請書類を提出した。格付け7工種の申請状況は▽土木一般413社(前回428社)▽建築一般223社(同242社)▽アスファルト63社(同65社)▽とび等一般424社(同447社)▽電気工事118社(同118社)▽管工事201社(同213社)▽造園工事46社(同53社)。
 定数制の土木一般A級100、B級140、建築一般A級35、アスファルトA級60―の3工種4クラスは点数上位から選定する。
 定数のない電気A級、管A級、造園A級、とび等一般A級については、各工種の全体申請者数、技術者要件を加味して決定。同部によると「各工種で前回とほぼ同じ業者数になるのでは」(県土総務課)と説明している。
 今回、照会したのは▽1級など技術者在籍▽ISO取得▽障害者雇用▽工事成績(過去5年間)▽加点研修実績▽男女共同参画▽TEAS(県版環境管理システム)。
 格付け点数は、これらに優良工事履歴から構成する主観点数と、経営事項審査の客観点数(P点)を合計して集計する。
 同部は3月中旬をめどに格付けとともに、格付け外工種の資格者を認定。続いて、総合評価の対象工種については、25年度に活用する生産指標額(または県工事平均受注額)の照会を各社にかける。

日刊建設工業新聞