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滋賀産業新聞
2025/02/19

【滋賀】愛荘町の2025年度当初予算案

 愛荘町は17日、町議会3月定例会を開会し、一般会計116億6500万円、特別会計(4会計)37億9471万1千円、企業会計(下水道事業)18億3250万円からなる総額172億9221万1千円の2025年度(令和7年度)当初予算案を上程した。会期は3月21日まで。
 一般会計の対前年度当初比は8・0%(8億6100万円)の増加。普通建設事業費は、愛知川図書館長寿命化改修工事、図書館LED照明改修工事、給食センター厨房機器更新工事、ラポール秦荘いきいきセンター等空調改修工事、本庁駐車場整備工事の増、庁舎等リニューアル事業の減等により、総額2億0713万2千円(14・8%)増の16億0666万9千円となっている。
 企業会計(下水道事業)は、1・3%(2488万3千円)の減。一般・特別・企業を合わせた総額は、5・1%(8億3316万3千円)の増。
 町は、2006年(平成18年)2月13日に愛荘町が誕生して20年を迎える『節目の年』とし、「町が更なる飛躍向けて前進し、次代によりよいバトンをつないでいくための契機として、今後も住民が幸せを実感できる独自性を活かしたまちづくりを進めていかなければならない」として、『将来の町のありたい姿』の実現に向けた『未来志向のまちづくり』に取り組む必要があり、総合計画に掲げる重点戦略プロジェクトのアクションプランとなる『第3期愛荘町みらい創生戦略』(3月改定)に基づく「ひとづくり』『しごとづくり』『まちづくり』の3つの柱を軸に、重点的に取り組む施策に予算を配分したとしている。
 重点施策は、『次代を担う「ひとづくり」プロジェクト』で▼保育士等確保対策事業(1378万円)▼こども家庭センター設置事業(1853万円)▼子ども読書推進・学校図書館活性化事業(1255万1千円)―など。『誰もが活躍できる「しごとづくり」プロジェクト』で▼移住・交流事業(3715万4千円)▼空家対策事業(利活用)(879万4千円)―など。『未来を先取る活力ある「まちづくり」プロジェクト』で▼町制20周年記念事業(998万3千円)▼愛荘町・豊郷町・彦根市が連携して湖東三山SICと国道8号を結ぶ東西幹線道路の整備実現に向けた活動を行なう「湖東みらい線整備促進事業」(3万3千円)▼体験型コンテンツを活かした誘客促進事業(4723万3千円)▼愛荘町がアーチェリー会場の国スポ・障スポ開催推進事業(2億3293万2千円、▼給食センター厨房機器更新事業(1億7605万5千円)▼図書館長寿命化・LED化対策事業(3億8933万9千円)―などを盛り込んだ。

提供:滋賀産業新聞