トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2025/02/18

【京都】亀岡市 JA本店の土地約1・5f 約14億円で取得へ議会提案

 亀岡市は、京都農業協同組合(JA京都)本店の移転計画に伴い、JA京都から本店の土地約1・5fを14億2800万円で取得する財産取得案を19日開会の3月議会に提出する。
 対象地は、国道9号沿いの道の駅ガレリアかめおかに隣接(北西側)するJA京都本店(亀岡市余部町天神又2)を含む亀岡市余部町天神又1−6外19筆の土地1万4931・72u。
 JA京都本店の移転計画について、亀岡市の令和6年9月議会の一般質問で質疑があり、桂川孝裕市長は「本店がある余部町の用地約1・5fを亀岡市に譲渡したいと打診を受けている。市としてはこの土地は国道9号や京都縦貫自動車道に近接した利便性の高いロケーションであること、また、ガリレオかおめかに隣接し、京都府が今後新たな土地利用を計画される京都府農林水産技術センターにも隣接することなどを考慮し、当該用地の買収について今後前向きに検討していく。用地取得後の活用について、現時点では災害時に指定避難所や救助物資の集積拠点となるガレリアかめおかの駐車場のほか、大規模災害に備えた広域的な防災減災のための施設として活用するなど、このほか今後計画している文化ホール用地としても利用ができるのではないかと考えており、今後検討していきたい。農協との協議がまとまれば、12月市議会に用地取得に係る補正予算をお願いしたいと考えている」などと答弁していた。
 なお、JA京都は3日、本店移転について新住所を発表。JA京都本店(企画管理部、内部監査室)は南丹市八木町八木東久保29−1、JA京都本店(リスク管理部、融資審査部、信用部、共済部)は南丹市八木町氷所中谷山1。