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　柏崎市は１４日、２０２５年度当初予算案を発表した。
　一般会計は５０１億円で前年度比４・８％増、特別会計と公営企業会計を合わせた予算総額は８５１億６７５２万１０００円（同２・２％増）となった。また、性質別歳出予算額をみると、普通建設事業費が７２億４７０１万９０００円で前年度比５・４％減。維持補修費は１０億４４７万９０００円となり、２・０％減少した。
　記者会見に臨んだ櫻井雅浩市長は「背景にある少子高齢化の進行や原子力発電所再稼働、中核病院の経営や路線バスの確保といった課題、市の基幹産業である製造業と脱炭素の流れなどを意識しながら予算を編成した」と説明。また、毎年恒例となっている予算編成の自己採点については「厳しい中において財源の確保も含め９０点」と自信を見せた。
　主な内容は次の通り（（新）は新規）。
▽総合福祉センター整備　１億７０６０万円
▽（新）養護老人ホーム移転改修資金補助事業　５９５８万４０００円
▽資源物リサイクルセンター整備事業　１億９０００万円
▽ごみ処理施設建設事業　２億９３６４万円
▽（新）産業団地事業特別会計繰出金　１３億円（２５年度は鯨波産業団地基本設計など）
▽登山道遊歩道整備事業　１億５８２５万７０００円
▽（新）じょんのび村整備費　４２００万円
▽空き家対策事業　１６５８万７０００円
▽道路新設改良事業　１６５８万７０００円
▽道路修繕・舗装修繕事業　４億６４１１万６０００円
▽橋りょう・トンネル修繕事業　２億４８００万円
▽消融雪施設整備事業　２億１０６０万１０００円
▽街路事業　２億８９００万円
▽中心市街地活性化事業　１億８０００万円
▽（新）市営松波町住宅Ｅ号棟改修事業　１億８４００万円
▽米山サービスエリア緊急進入路整備事業　３２８６万円
▽スマートインターチェンジ整備調査事業　３０００万円
▽防災情報通信システム整備事業　１億６２００万９０００円
▽小学校施設整備事業　３億７４５０万円
▽中学校施設整備事業　４億２１３０万円
▽学校施設長寿命化事業（中学校）　７億７２００万円
▽文化会館整備事業　２億６８０万円