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　敦賀市は持続可能な財政基盤の確立を目指し、２０２５年度から２９年度までの中期財政計画をまとめた。期間中の大規模プロジェクトとして金ヶ崎周辺魅力づくりなど８つの事業を挙げ、それらの事業費は総額４１９億５０００万円とした。
　２４年２月に策定した前計画から第８次総合計画の内容、大規模プロジェクトに係る経費や財源の更新、２５年度当初予算編成の過程で決定された事項などを反映した。
　大規模プロジェクトを見ると、（１）新清掃センター整備＝１４７億５０００万円（２）障害者福祉施設改修＝１４億８０００万円（３）金ヶ崎周辺魅力づくり＝５２億４０００万円（４）北陸新幹線関連事業＝６０億７０００万円（５）給食センター整備＝４３億３０００万円（６）西公民館整備＝１０億６０００万円（７）認定こども園等整備＝４０億３０００万円（８）小中学校施設長寿命化（ＬＥＤ化、空調改修含む）＝４９億９０００万円。（８）は３０年度以降も継続予定だが、２９年度までの事業費を掲載。
　プロジェクトの進捗に伴って公債費の大幅増が見込まれるため、減債基金を活用した借換債の発行抑制、各種基金の計画的な積立・取崩などに取り組み、安定した財政運営に努める方針だ。