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日本工業経済新聞社(群馬)
2025/02/12

【群馬】渋川市2025当初予算案

渋川市(木勉市長)は12日、2025年度当初予算案を明らかにした。JR八木原駅周辺整備事業として3億2443万円を計上。駅舎を含む自由通路と東西駅前広場の整備に着手する。また、渋川幼稚園の改修工事に1億1968万7000円を計上したほか、災害に強い道路整備事業として複数路線の生活道路拡幅に向けた委託料756万円を盛り込んだ。
会見で木市長は「『未来投資・活力共創予算』が基本方針。大型工事がピークとなっていることもあり合併後最大の予算規模となった」と述べた。
一般会計予算は386億5600万円となり、26億6300万円の増加で、対前年度比7・4%増。普通建設事業費は34億248万円で7億1340万円増加の同比26・5%増とした。構成比は8・8%。
JR八木原駅周辺整備事業は、東側の駅舎と線路を挟む西側を結ぶ自由通路整備を中心に行う。西側には駅前広場を新設する。
渋川幼稚園(渋川1773−1)は、26年度から認定こども園へ移行するため、改修工事を行う。
災害に強い道路整備事業では、市道大渕伊熊線ほか3路線の拡幅に向けた測量業務などを行う。新牛王橋の改築に向けた検討業務も予定。
JR渋川駅周辺整備は、バス停留所シェルターの改修工事を行うほか、既存のシェルターも更新する。
本庁舎と第2庁舎を対象とした庁舎維持管理事業では、本庁舎のエレベーター改修工事や、第2庁舎自習室の照明器具LED化などを行う。
第7分団詰所兼車庫の建て替え工事は、古巻中学校南側に既存と同規模程度で新施設を建設する予定。既存詰所はS造2階建て、延べ床面積67・27uの規模。
瀧沢石器時代遺跡の保存整備事業では、造成工事に着手する。
また、小中学校適正配置推進事業費として18万8000円を盛り込み、基本方針の策定に向けた検討委員会を設置する。
このほか建設関係は◇小野上地域福祉センター空調機器改修工事費=6013万円◇道路維持管理事業費=3億8921万8000円◇橋梁維持補修事業(北ノ谷戸橋、中峰橋補修工事ほか)=1億8727万5000円◇林道橋梁長寿命化に向けた設計委託料=2323万2000円−とした。