横手市教育総務課は、吉田小学校の大規模改修に関し、7年度当初予算案に工事費3億5,151万7,000円を計上した。予算化後、新年度早期に公告し、夏季休暇までに着工する見通し。校舎棟の外壁や屋根改修などを行うほか、体育館も一部、改修する。実施設計は現在、久米一級建築設計事務所で進めている。
同校(平鹿町上吉田大道88−3)は昭和55年に建設された校舎棟(RC3F)と、平成23年に建て替えられた体育館(S1F)で構成されており、2棟の延べ床面積は計4,099u。改修工事は校舎棟を中心に外壁や屋根、内装(床・壁・天井)を改修するほか、照明LED化、老朽化した暖房の更新、給排水設備の改修などを予定している。体育館については改修が必要な箇所を設計で調査しており、扉など数カ所で不具合が確認されているため改修する。
工事は夏期休暇の着工に間に合わせるため、新年度早期に公告する見通し。なお、夏季休暇や冬季休暇の時期に工事を集中させる必要があり、改修完了まで複数年かかる可能性もあるが、複数年に及ぶ場合は次年度以降の当初予算に改めて、必要な工事費を要望する見込み。
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秋田建設工業新聞社