氷見市は10日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比18・8%増の315億3300万円。能登半島地震対策として29事業に99億3304万円を盛り込み、過去最大の予算規模。事業会計および特別会計を合わせた予算総額は13・0%増の509億8523万円となった。
菊地正寛市長は、「復旧・復興を実感できるよう、地震対策に全力でまい進するとともに、人口減少対策や地域の過疎化などの課題に対応する予算」と説明した。
主な事業は次の通り。
▽現年農地施設災害復旧事業 5億2000万円
▽現年公共土木施設災害復旧事業 17億4820万円
▽現年公共土木施設災害復旧事業(下水道事業会計) 14億6690万円
▽(新)消防庁舎長寿命化改修事業 4884万円 自家発電設備
▽老朽管更新事業(水道事業会計) 4億302万円
▽(新)保育所大規模改修事業費補助金 1584万円 みどり保育園空調機器更新
▽都市公園整備事業 1億698万円
▽ふれあいスポーツセンター長寿命化改修事業 2970万円 屋根改修工事実施設計
▽下水道改築事業(下水道事業会計) 5億3500万円
▽社会資本整備総合交付金道路改良事業 8000万円
▽橋りょうリフレッシュ事業 8842万円
▽(新)液状化対策推進事業 1億9511万円(24年度補正予算案)
▽(新)災害公営住宅整備事業 15億9100万円(同)