勝谷聡一宇治田原町長は10日、宇治田原町立川坂口の宇治田原町役場に初登庁した。就任にあたり、役場玄関前で初登庁式を行った。
初登庁式では、職員を代表し教育委員会の南亮司教育委員長が「勝谷町長におかれましては、第19代宇治田原町長のご就任、誠におめでとうございます。勝谷町長は、この2ヵ月、多くの住民の方と対話され、その対話を通じて新しいアイデアが生まれるなど、多くの皆様のご支持を得られた。勝谷町長の信条である『シンク ディファレント』、ものの見方を変え、違いを考えるという視点で、この町をさらにどうやったら元気になるのか、職員一同みんなで知恵を出し合い、そして思いを形に、町長とともにこの町を盛り上げていきたい」と述べた。
続いて町議会を代表し、原田周一町議会議長が「今回の町長選では、人口減少が進行する中での地域振興策や子育て支援策などをめぐり、活発な議論が展開された。有権者の皆さんがそれぞれの候補者に託した一票は、ふるさとの輝く未来を願う尊き一票。新町長は、勝ち負けを超えたその思いと重みを背負い、本日この場に身を置かれたことと思う」「町議会としても、町当局との緊張関係を維持しながら、二元代表制の一翼を担う議事機関としての責務をしっかりと果たし、住民福祉の一層の向上に努めてまいりたい」と述べた。
勝谷町長は就任の挨拶で「このたびの町長選挙で、2827もの票を賜り、当選をさせていただいた。町政を担うことになり、期待の大きさ、そして責任の重さを今実感している」「8500人の町にあって、1000人の方と直に顔を合わせ、そしてオンラインで対話させていただいた。ずっとこの町の魅力は人だということを言ってきたが、対話を通じて、この町に素敵な人がいたということを改めて認識をすることができた。この町のことを自分事だとして、これからの町をどうしていこうか、どうやって作っていこうかというところまでを考えてくださる方がいた。これが本当にこの町の魅力であり、町づくりのポテンシャルだということを実感している」「住民の皆さん、事業者の皆さん、役場職員の皆さんと一緒になってこの町のことを考え、アイデアを出し合い、ぜひ皆さんと一緒になってこの町の未来を共に作っていきたい」「これから4年間、トップとして宇治田原の町政の舵取りを全力で進めてまいります。どうか皆さん一緒になって、そしてお力添えをよろしくお願い申し上げます」と決意を述べた。