京都市は7日、令和7年度当初予算案を発表した。
一般会計、特別会計、公営企業会計を合わせた全会計は1兆8722億7700万円(前年度比2・0%増)。
一般会計は9575億4500万円(同0・4%減)。普通建設事業費は685億7950万5000円(同3・4%減)。普通建設事業費に災害復旧事業費の13億5800万円(同3・6%減)を加えた投資的経費は699億3750万5000円(同3・4%減)。
10の特別会計の合計は6495億9200万円(同4・6%増)。
4の公営企業会計の合計は2651億4000万円(同5・1%増)。内訳は水道事業が690億4200万円(同2・5%増)、公共下水道事業が883億2800万円(同3・3%増)、自動車運送事業(市バス)が308億2100万円(同10・1%増)、高速鉄道事業(地下鉄)が769億4900万円(同7・8%増)。
建設関連の新規事業は、▽次期クリーンセンター整備事業2200万円(債務負担設定あり)▽大学のまち交流センターのあり方検討700万円▽まちづくり関連情報のデジタル化推進事業1億3400万円▽京都次世代半導体産業推進事業1500万円▽森林文化・自然環境価値創造プロジェクト〜京の源流域を歩いて楽しむ〜2400万円▽生活介護及び共同生活援助事業所用施設改造費助成3200万円▽保育の質向上のための環境改善の推進4億8570万円▽密集市街地における京町家の大規模修繕を促進させるための計画策定支援600万円▽地域特性を生かした景観創造のための調査2530万円▽空き家バンクの活用による子育て世帯の定住・移住促進300万円▽桂消防出張所移転整備1億4900万円▽地下鉄烏丸線可動式ホーム柵の全駅設置141万9000円▽地下鉄四条駅の阪急連絡通路へのエレベーター新設550万円(債務負担設定あり)▽地下鉄駅トイレのアップグレードプロジェクト等2522万4000円(債務負担設定あり)−など。
主な継続事業・充実事業は、▽京都コンサートホール魅力向上事業600万円▽男女共同参画センター施設レイアウト見直し事業630万円(債務負担設定あり)▽球技場等運動施設整備事業(下鳥羽公園球技場改修)3億6820万円▽こどもまんなか公園魅力アッププロジェクト2億3390万円▽ウッド・チェンジ推進事業4900万円▽京都市中央市場施設整備9億1812万4000万円(別途、令和6年度2月補正予算に56億5700万円)▽介護基盤等整備助成3億0910万円▽既存住宅の取得支援による若年・子育て世帯の定住・移住促進2億8000万円▽京都府南部消防指令センター整備51億9000万円(債務負担設定あり)▽増加する救急需要への対応(救急隊の適正配置に向けた西大路消防出張所建替整備4600万円等)7700万円(債務負担設定あり)▽水道施設の改築更新・地震対策57億0500万円▽水道管路の改築更新・地震対策142億9500万円(債務負担設定あり)▽下水道管路の改築更新・地震対策103億5200万円(債務負担設定あり)▽下水処理施設の改築更新・地震対策44億8900万円(債務負担設定あり)▽浸水対策の推進38億7600万円(債務負担設定あり)−など。
《教育委員会は別項参照》。