高知市は、国の補正予算を活用し2025年度当初予算から一部前倒して補正する道路長寿命化整備事業費などを盛り込んだ1月補正予算案をまとめた。投資的経費は3億0968万円、一般会計に8億6000万円を増額する。
建設関連では、中坂トンネル(浦戸3号線)などの補修設計を行う道路長寿命化整備事業費に151万円、江ノ口2号線1号橋補修工事などの橋梁整備事業費に981万円、錦功橋(大津1号線)補修工事を実施する長寿命化橋梁修繕事業費に3360万円、宮ノ瀬橋(鏡3号線)補修設計の過疎地域橋梁整備事業費に67万円、緊急地方道整備事業費に8400万円、中須賀土地区画整理事業費に1億0070万円などを盛り込んだ。
また、国が新たに創設する交付金を活用し、災害時の避難所(体育館)でプライバシー空間を確保するための二人用シェルターテント(2500張り)を配備する避難所生活環境整備事業費に4000万円を計上。マンホールトイレ整備事業費に4645万円を盛り込み、L1津波浸水区域外の主要な指定避難施設にマンホールトイレを整備する。中山間地域の公民館などの拠点施設における連絡手段の確保のため衛星携帯電話を配備する防災対策強化事業費に716万円を充てた。
その他、防犯対策として録画機能付きインターホンを導入する市民に対して導入費用の一部を補助する防犯対策強化事業費に120万円を計上した。
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建通新聞社