京都市教育委員会は、右京区の元高雄中学校敷地の活用にあたり、事業者の選定に公募型プロポーザルを採用。2月3日付で募集要項を明らかにした。応募書類の提出は2月26日まで。
募集対象とする事業は、@京都市の政策課題題にも十分配慮した提案内容であることA地域等との連携を意識した施設運営を行うこと。
既存建物を現状のまま活用とするが、改修等の必要がある場合は担当課(教育環境整備室)と事前協議を行う。
貸付けの期間は10年以内で、借地借家法第38条に基づく定期建物賃貸借契約。
最低貸付料は142万3331円/年(土地17万7408円、校舎(6)棟124万5923円)。
同校敷地は、右京区梅ケ畑奥殿町36の敷地面積2781u(建物敷地のみ)。用途地域は、敷地北側が第一種住居地域、12m第2種高度地区、風致地区第2種地域など、敷地南側が第一種低層住居専用地域、10m高度地区、風致地区第2種地域など。このほか、土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域内に位置している。
主な既存建物は、校舎(6)棟がRC造2階建、延585・48u(昭和51年築/Is値1・31/耐震改修不要)。
校舎内の教室(延52・65u)及び同一敷地内にある(14)校舎(RC造2階建、延316・4u)は地域住民等の利用があるため、対象外。
このほか土地面積として150u(建物敷地のうち駐車場部分、1台あたり15uとして算定)。
プロポの応募資格は、募集対象とする事業に則った活用を行う意思があり、定期建物賃貸借契約の契約者となる法人等。
2月10日〜2月14日に現地見学(随時実施)、3月上旬に審査を行い、3月中旬以降に審査結果を通知、4月に貸付契約を締結する予定。
担当は京都市教育委員会教育環境整備室(рO75−222−3796)。