プロ野球・中日ドラゴンズの本拠地バンテリンドームナゴヤで、外野フェンス前に観客席を増設する計画が浮上した。新シーズンの終了後に設置工事を行い、同球団が創設90年を迎える2026年シーズンからの供用開始を目指す。施設を運営するナゴヤドーム(名古屋市東区大幸南1ノ1ノ1)は、2月中に同計画を正式決定し、詳細を明らかにしたい考えを示している。
バンテリンドームは、ホームベースから外野フェンスまでの距離が両翼で100b、センターで122b。フェンスは高さ4・8bある。観客席の増加による収益増に加え、スタンドまでの距離が短くなることでホームランの増加も期待できるという。
その他、内野席側でも新たな観客席の設置を検討しているもよう。
同施設は1997年に完成。これまでの約28年間に改修を重ね、24年時点の客席数は3万6398席、収容人数は5万0647人となっている。
提供:建通新聞社