横浜市は2025年度、約280施設の照明LED化を計画している。このうち、2月補正予算案で125施設(5局・9事業)の事業費として49億1300万円を計上。小・中学校70校などの工事を単年度で実施する。27年度までに公共施設のLED化100%達成を目指す。
25年度当初予算案では「全ての公共施設のLED化推進」として72億9900万円を計上。このうち49億1300万円を2月補正で確保して、小・中学校70校の他、市営住宅6カ所や公園30カ所など計125施設の工事を実施する=表。特に件数が多い学校照明については、発注案件ごとの規模感や区域分けなどについて検討中だという。
2月補正ではこの他、25年度の事業を前倒しで実施するための繰越明許費を措置した。一般会計に計上した主な建設関連の予算は次の通り。
▽旧上瀬谷通信施設地区周辺道路整備事業=32億9600万円▽(仮称)旧上瀬谷通信施設公園整備事業費=3億円▽旧上瀬谷通信施設地区新たな交通整備事業=1億7400万円
▽地籍調査事業=2000万円▽公園整備事業=33億2100万円▽大規模盛土造成地滑動崩落防止事業=7800万円▽急傾斜地崩壊対策事業=5200万円▽宅地造成状況調査費=2200万円▽関内・関外地区活性化整備事業=4億0600万円▽まちの不燃化推進事業=1億3000万円
▽道路修繕事業=11億円▽橋梁整備事業=31億9100万円▽道路特別整備費=28億0900万円▽無電柱化事業=9億5200万円▽歩道橋長寿命化推進事業=7億2000万円▽トンネル整備事業=3億2100万円▽街路整備事業=63億2500万円▽河川整備事業=18億6000万円▽体育館空調設備設置事業=8億2600万円
提供:建通新聞社