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日刊建設工業新聞
2025/01/30

【鳥取】気高消防署新築/2カ年の事業費7.6億円/今年11月から建設工事に/東部広域

 県東部広域行政管理組合は、老朽化が進む気高消防署(鳥取市気高町勝見)について、新年度予算案に新築工事など事業費7億6964万円(2カ年債務)を計上している。組合では、今年11月から山陰道・浜村鹿野温泉インターチェンジ付近の移転先で庁舎建設に入る計画だ。
 現庁舎は1978年竣工。竣工から年月が経ち、耐震性能を示すIs値も0・28と倒壊の危険性が高いため、ローソン浜村鹿野温泉インター店の斜め向かい(同市鹿野町乙亥正)に移転新築する。
 移転先の敷地面積は4310平方b。新庁舎の建物規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1200平方b(消防署900平方b、車庫・倉庫300平方b)。現在は白兎設計事務所による設計と、西村組による敷地造成が進んでいる。
 新年度予算案に計上した7億6964万円のうち、新築工事・工事監理の1年目に3億0430万円、2年目に4億6217万円。また、外構設計は316万円を充てる。
 今後のスケジュールは、4月から7月にかけて設計書を精査し、11月から2027年2月まで庁舎建設。同年3、4月にも新庁舎の運用を開始する。旧庁舎解体などは同年5月以降となる見込み。

日刊建設工業新聞