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　小豆島町は、内海地区の３小学校を統合し、新校舎を建設するため、７月にも一般競争入札を公告する考えだ。建築、電気、管に分離する予定で、入札参加資格を単体企業か共同企業体にするかは現段階で未定。建築確認申請の許可次第では早めに入札手続きを進め、臨時議会の承認を得て着工する。遅くとも９月議会の承認を得て着工、２０２７年４月の開校を目指す。概算工事費は31億３５００万円を見込んでいる。
　対象となる３校は星城小学校、安田小学校、苗羽小学校。新校舎は鉄筋コンクリート造２階建て延べ４５４４平方㍍を想定。児童数は２６７人（27年度推計）で、普通学級12、特別支援学級５の計17学級で構成する。
　屋外運動場は約１万１０００平方㍍で、２００㍍のトラック（野球グラウンド兼用）の他、周辺に遊具、体育倉庫、トイレなどを設置する。この他、屋外施設は倉庫、中庭デッキテラス、学校菜園などを配置し、屋外プール（25㍍プール６レーン、小プール）も建設する。校舎北側には約４０００平方㍍の芝グラウンド（サッカーコート兼地域開放グラウンド）を配置し、駐車場は１３６台を収容する。
　基本設計・実施設計は阿波設計事務所高松支店（高松市）で進めており、25年３月31日までに完了させる。
　体育館は既設体育館を改修して利用する。規模は鉄筋コンクリート造平屋延べ１４５７平方㍍。１９９０年に建築した。新校舎建設とは別途発注する予定で、26年度に着工する。体育館の実施設計は猪熊建築設計事務所（高松市）に委託して進めている。25年９月末までに完了させる。
　建設地は旧小豆島高校（草壁本町１ノ１他）で、面積は約３・８㌶。

提供：建通新聞社