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建通新聞社四国
2025/01/28

【香川】香川県 空港連絡道路に約12億円を要求 

 香川県土木部は、2025年度当初予算要求(一般会計)に「空港連絡道路整備事業」として11億9800万円を含めた。25年度から、県道三木綾川線などをまたぐ区間の橋梁上部工と、これより空港側の下部工に本格的に着手することなどから、24年度当初予算額の6億5300万円から大幅に増額した。11億9800万円のうち多くを県道三木綾川線などを越える区間の橋梁上部工、下部工といった工事費が占める他、他の区間の測量、設計も行う。
 香南工区のうち、県道三木綾川線などを越える延長653bの高架橋の建設を集中して行っており、これまでに三木綾川線北側の橋台1基と橋脚14基を建設した。南側は橋台1基と橋脚8基を計画しており、25年度はこの一部と、上部工に本格着手する。26年度以降も、橋梁建設に必要な用地取得も進めながら、下部工と整備を進めていく。
 バイパスとして開通している区間の北側に当たる、県道岡本香川線から香南北原交差点までの延長約2・4`部分の調査、設計なども25年度に行う方針だ。
 空港連絡道路(主要地方道円座香南線)の、全長約9`のうち北側の区間に当たる中間工区(高松西インターチェンジ〜県道岡本香川線)約3`は、11年3月に側道部分を全線供用し、18年3月に国道32号や県道高松琴平線、ことでん琴平線を越える西山崎高架橋を含む高架区間を供用開始した。
 南側の香南工区は、高松市岡本町の県道岡本香川線から香南町の県道高松空港線までの延長約6`で、このうち香南北原交差点付近から南に県道三木綾川線付近までの延長約1・2`を22年4月にバイパス区間として供用開始し、残り区間の整備を進めている。

提供:建通新聞社