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　金沢市の森本地区町会長全員協議会は３０日、２０２４年度総会を石川県社会福祉会館別館（八田町地内）で開いた。同地区町会長のほか、馳浩知事、村山卓市長らが出席し、各種重点要望に対して県、市幹部職員がそれぞれ回答した。
　冒頭、主催者を代表して森川文博会長があいさつ。馳知事は、二日市町地内の県有地での県消防学校を核とする総合的防災拠点の整備について、「昨年の能登半島地震を受け、液状化の問題から（整備予定地の）地盤などが大丈夫かどうか、再検討させたことは事実」とし、その結果にも触れ、（近接する）瑞樹、木越団地、国道８号線はほぼ問題がない状況で、液状化の影響を受けていないことも踏まえながら「従来の計画をどのように進めていくのか、最終判断を求められており、年度内には議会に対して方向性を答弁したい」との考えを示した。
　村山市長は要望事項の一つ、森本市民センターの建て替えに関して「新しい施設は北部地区のにぎわい拠点となるような機能を検討していく」と述べた。地元選出の清水邦彦、前誠一両市議も順にあいさつに立った。