秋田空港管理事務所は、秋田空港(秋田市雄和椿川山籠)の滑走路アスファルト舗装・改良で残整備となっている延長258mに関し、2者JVを参加要件として2月中旬に公告する。滑走路15,600uのアスファルト舗装やグルービング工などのほか、滑走路灯や設置帯灯、誘導路灯の撤去・再設置を行うため、12月補正で債務負担行為4億4,000万円を設定。11月頃の完成を目指す。
事業の全体計画は、延長2,620m(滑走路L2,500m、過走帯L60m×2)でアスファルト舗装のほか、舗装表面に細かい溝を刻むグルービング工などを行うもの。改良後の舗装高さに合わせて灯火の撤去・再設置も行う。設計は日本空港コンサルタンツでまとめた。工事はゼロ国債を活用して2年度から進めており、今年度は延長262mを整備、残りは延長258mとなっている。
延長258mでは、滑走路15,600uのアスファルト舗装やグルービング工、滑走路両端のショルダー(1,480u)アスファルト舗装を実施。また、滑走路灯7基、滑走路中心線灯8基、滑走路末端灯21基、設置帯灯24基、誘導路灯2基、誘導路中心線灯9基、進入灯5基の灯火撤去・再設置も行い、事業完了を目指す。
提供:
秋田建設工業新聞社