津島市は、「東公園一帯整備基本構想策定業務」の委託事業者を公募型プロポーザルで選定した結果、中央コンサルタンツ・梓設計・岩間造園設計共同体を優先交渉権者に特定した。業務期間は2026年3月19日までの2カ年としている。
プロポーザルには3者の応募があり、最優秀提案者の獲得点数は480点満点中404点。次点が356点だった。
再整備の対象となるのは、東公園(12・5f)と北側にある市民の森(2・4f)。東公園内には市営球場やテニスコート、錬成館、休止中の総合プールなどがあるが、いずれも1980年代に建設されたため老朽化が進行。こうした課題の解決と合わせ、東公園周辺の現況や市民ニーズに見合った公園にするため、一帯を再整備することとした。
今回の業務は、24年12月に策定した「津島市スポーツ推進計画(案)」に示された施設整備方針などを踏まえて基本構想を策定する。整備方針の検討、将来的な展望や課題を明確化するため、意向調査、基本方針の検討、整備エリアの設定、ゾーニングや配置案の作成、事業概算の算出などを行う。
提供:建通新聞社