トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(静岡)
2025/01/24

【静岡】カクイチ 小山町5万uにコミュニティー拠点整備

  ガレージの製造・販売や太陽光発電事業を展開するカクイチ(東京都千代田区)は、富士スピードウェイ(小山町中日向694)の近隣、小山町大御神の約5万平方bの敷地にガレージを活用したコミュニティー拠点「OYAMAフォレストビレッジ(仮称)」を整備する。2027年の第1期オープンを目指す。
 OYAMAフォレストビレッジでは敷地を七つのエリアに分け、ガレージをはじめ道の駅や保養所、工場、サウナの他、傾斜地に「地中図書館」も整備する。地域住民だけでなく、富士スピードウェイを訪問する人や愛車家ら、県外からの来訪者が気軽に立ち寄れるようなコミュニティースペースを目指す。
 カクイチはこれまで、小山町と防災に関する協定を締結している。OYAMAフォレストビレッジを防災拠点としても活用できるように太陽光発電システムを備える他、グループ会社で製造しているミネラルウオーターも備蓄する。
 同社は地権者から土地を借り、これらの施設を建設する。土地の現況は森林。現在測量と希少生物の生態系の調査を実施している。
 敷地造成の開発申請までは小山町が行い、その後カクイチが開発責任者として整備を進める予定だ。設計・施工者については、地元や隣県の複数業者を選定する予定で、同社は「カクイチのビジョンに共感する業者と取り組みたい」としている。


提供:建通新聞社



このページのトップへ