学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダム(福島市花園町3の6、西内みなみ理事長)は、運営する桜の聖母学院中学校(福島市野田町7の11の1)を花園町4の8の同小学校敷地に移転。中学校校舎を新築し、併設型で共学の小中一貫校を設置する。開校予定は2026年4月。同時期に現幼稚園園舎を改修・増築した幼保連携型認定こども園も開園する。
中学校校舎の設計・施工は三井ホーム。現在基本設計を進めている。建設場所は小学校校庭北側で、既存の校舎(RC造3階建て)と一部接続する。新築校舎はW造2階建て延べ約1300u。1〜3年生各1クラスの教室と特別教室、小中学生の交流を目的とした大多目的ホール、共用の昇降口などを設置する。内装や建具には一部県産木材を活用する。5月下旬ごろ着工し、26年1月末の完成を目指す。
桜の聖母学院中学・高等学校は現在野田町地内にあり、高校は当面現状を維持する。中学校移転後の施設の利活用については今後検討を進める。
(提供:福島建設工業新聞社)