国土交通省岡山国道事務所は、2025年度の早期発注分として、一般国道180号岡山環状南道路の整備に伴う舗装工事3件の一般競争入札を3月までにそれぞれ公告する。アスファルト舗装工事として一括審査方式を用いる。
工事は「東畦地区第1(岡山市南区東畦)」「藤田地区第1(岡山市南区藤田)」「藤田地区第2(〃)」の3件で、舗装規模は5000〜6000平方b。排水構造物工や仮設工も含まれる。8月までに工事に着手し、12月完了の工期設定となっている。
地域高規格道路「岡山環状道路」の一部(南西側区間)を構成する岡山環状南道路は、国道2号(岡山市南区古新田)から国道30号(岡山市南区藤田)に至る延長2・9`の道路。全体事業費は408億円。
24年度中の全線開通を予定していたが、重機施工に使用するための工事用進入路などで追加の軟弱地盤対策が必要となったため、開通時期を延期した。
なお、4月以降に契約する工事から発注標準の金額が次の通りに引き上げられる。
<一般土木・建築>
Aランク(7・2億円以上→8・2億円以上)、Bランク(3億円以上→3・4億円以上)、Cランク(3億円まで→3・4億円まで)
<アスファルト舗装>
Aランク(1・2億円以上→1・4億円以上)、Bランク(1・2億円まで→1・4億円まで)
<電気・暖冷房衛生設備>
Aランク(2億円以上→2・3億円以上)、Bランク(0・5億円以上→0・6億円以上)、Cランク(0・5億円まで→0・6億円まで)
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提供:建通新聞社」