郡山市上下水道局は、堀口浄水場設備更新・耐震化事業で、2025年度にbQ薬品沈殿池の耐震化・能力増強と、bR急速ろ過池増設の詳細設計を行う。27年度から3年継続での工事を予定している。
改定作業中の上下水道ビジョン後期計画(計画期間25〜29年度)では、25〜28年度の同事業費に42億1229万円を設定している。25年度は、23〜25年度継続の監視制御設備更新に8億円、23〜26年度継続のbP浄水池更新(3000㎥増設)に6億円など計16億939万円の予算化を予定している。
bQ薬品沈殿池は、1971年の施設完成時から運用する横流式薬品沈殿池(W12m×L46m×D3m×2池)で、耐震補強を行うとともに傾斜板式を導入。1万6000㎥/日の能力増強を行う。27年度に7000万円、28年度に3億5000万円の工事費計上を予定している。
bR急速ろ過池は現在、W7.5m×L3.75m×D3.9m×6池で2万6000㎥/日の処理を行っている。1万6000㎥/日の能力増を予定しており、27年度に9000万円、28年度に5億円の工事費を見込む。
(提供:福島建設工業新聞社)