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　富山県土木部は、道路総合交付金「主要地方道魚津生地入善線」について、２０２５年度以降に道路改良・舗装工や橋梁工などを進める。
　事業区間は魚津市東町－黒部市石田間の延長１０００メートル、幅員１２メートルで、片貝川に新橋を架けるバイパスを整備するもの。魚津市と黒部市の富山湾沿岸部を結ぶ湾岸道路の一部として、経田漁港近くから黒部市おおしまパークゴルフ場を通り、黒瀬川磯橋までをつなぐ。片貝川河口付近に新設する橋梁は延長約２１７メートル。総事業費は４２億円。
　現道は幅員が狭く、人家が連坦し歩道も整備されていないことから、湾岸道路に転換することで交通安全の向上、観光拠点の連携強化を図る。２０年度に事業着手し、今年度は３億３５００万円をかけて用地補償を推進。進捗率は事業費ベースで１８・６％。２５年度以降に工事に着手し、３４年度の完成を予定している。
　道路設計は北陸コンサルタント、橋梁設計はニュージェックが担当。