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日刊建設工業新聞
2025/01/16

【鳥取】年度末発注は補正を中心に/12月末、執行率は77.4%/県土整備部

 県土整備部は1―3月期、緊急経済対策に伴う補正118億円を中心に据え残事業の執行を急ぐ。国補正は昨年度の106億円を上回っており、今後2月内にかけて集中発注する。
 「国土強靭化対策」を柱とした国補正118億円のうち、工事費は95億3300万円、委託費は18億3000万円。塩見川改修(鳥取市福部町)、国道179号はわいバイパス(湯梨浜町)をはじめ、国道313号倉吉関金道路(倉吉市)などの整備を推進する。
 また、同部は昨年12月末現在の執行状況をまとめた。当初予算ベースで248億3300万円(工事194億円、用地補償12億円、委託41億円)を執行した結果、進ちょく率は77・4%(用地補償費除く)。前年同期87・2%を10ポイント近く下回ったが、同部によると、入札の不調・不落が足を引っ張った。
 年度末までの残事業は、国補正と当初予算を合わせ170億円あまり。国補正は石破効果≠ナ昨年度を上回ったものの、前年同期は台風7号被害の災害復旧があり、今回の年度末発注のボリュームは前年から大きく目減りしそうだ。
 各機関の国補正関係予算は次の通り。
▽鳥取県土=工事18億8000万円、委託2億8400万円▽八頭県土=工事8億6300万円、委託1億1800万円▽中部県土=工事27億2700万円、委託5億9200万円▽米子県土=工事28億1300万円、委託2億2600万円▽日野県土=工事10億7600万円、委託2億3800万円▽鳥取港湾=工事1億7300万円、委託200万円▽本庁=委託3億6800万円

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