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滋賀産業新聞
2025/01/17

【滋賀】滋賀県 2025年度の当初予算見積要求額概要発表

 滋賀県は15日、25年度(令和7年度)当初予算見積要求額の概要を発表。今後、知事査定を経て予算案として取りまとめ、2月議会に提案する。
 それによると、一般会計の歳出見積額は前年度比5・6%増の6491億円。歳入は、3・3%増の6348億円と見込んでいる。現時点で生じる収支差額は143億円で、今後の編成過程において歳出精査を行うとともに、財政調整基金の取り崩しや県債の発行などにより収支均衡を図っていく方針だ。
 各部局別の見積額は▽総合企画部128億3200万円▽総務部174億7200万円▽文化スポーツ部226億3700万円▽琵琶湖環境部175億3200万円▽健康医療福祉部948億0400万円▽子ども若者部315億6500万円▽商工観光労働部389億6700万円▽農政水産部230億円▽土木交通部646億7800万円▽警察本部353億0400万円▽教育委員会1377億0100万円。
 主なものとしては、道路関係公共事業費253億5649万円、河川関係公共事業121億2291万円、砂防関係公共事業43億2717万円、補助土木施設災害復旧事業費6億1063万円、交通安全推進費2億5622万円、ダム関係公共事業費1億9572万円、港湾関係公共事業費1億2410万円―など。
 また、建設業者指導育成費として3407万円を想定。建設産業への若年者や女性の入職者を拡大し、建設産業全体の活性化を推進するため官民が一体となって建設産業の魅力を発信し、イメージアップを図ることに加え、子どもたちに職業選択や自己実現の幅を広げてもらえるよう、建設産業のものづくりの現場や最新技術に触れる場を提供する取組を支援していく考えだ。

提供:滋賀産業新聞