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滋賀産業新聞
2025/01/16

【滋賀】県木之本支所 柳ヶ瀬地先の砂防堰堤1基新設

 滋賀県長浜土木事務所木之本支所が長浜市余呉町柳ヶ瀬地先において砂防堰堤1基の新設計画に24年度から取り組んでいる新谷補助通常砂防事業は、23年度末委託済の測量業務を24年度9月完了すると共に24年度発注済みの設計業務で委託した砂防堰堤1基および床固工の予備設計一式と流木対策調査を24年12月から24年度末まで期間延長し業務中。予備設計完了後は早ければ25年度にも詳細設計を委託し同年度中に完了させた後、26~27年度の2ヵ年で用地取得に係る測量業務や地質調査を委託し完了後取り組む用地取得が順当にいけば、28年度にも事業費を予算措置し初弾工事を発注・着工したい考え。業務中の予備設計で確定する整備内容が堰堤1基のみの場合早ければ28~29年度の2ヵ年で施工し完了、堰堤以外の流路工等の整備などが決まれば更に30~31年度も工事施工を想定している。
 24年度復建調査設計滋賀事務所に委託した(24年5月17日開札)新谷補助通常砂防調査設計委託業務では、1基を想定する砂防堰堤および床固工の予備設計一式と、流木対策調査一式を実施中。長浜市余呉町柳ヶ瀬地先にある流域面積0・11平方㎞の「新谷」における災害防止のため、必要な機能と安全性を有する土石流・流木対策施設として砂防堰堤及び床固工の堰堤規模、型式、形状、位置、構造を計画・設計。現時点では堰堤高は15㍍未満で設置数は1基を想定。設計条件は現場打ち、プレキャストによるコンクリート構造物の比較検討を行い、本体工事費および仮設工(足場工、土留工、水替工、冬期施工が想定される場合雪寒施設工)他を試算する。委託期間は24年12月18日までから25年3月末まで期間延長中。
 なお先立ち23年度末に新谷補助通常砂防測量業務を第一設計監理(湖南市)に委託し、長浜市余呉町柳ヶ瀬地先において2級基準点測量2点、4級基準点測量26点、0・14平方㎞の範囲でUAVレーザー測量業務を実施し、繰り越しで24年度完了した。

提供:滋賀産業新聞