肝属郡医師会(福本伸久会長)は14日、同医師会立病院再整備建築の事後審査型制限付き一般競争入札の再度公告入札について、前田組(鹿児島市)を落札者に決定した。落札金額は53億2600万円(税抜き)だった。
移転先は、錦江町の南部消防署付近で城元字大田中1127−1外17筆。敷地面積は1万5780.36u。建物規模はRC造4階建9424.86u(付属棟含む)、病床数は132床。工事内容は、建築、電気設備、機械設備、外構−など。履行期間は、2月10日から2027年2月12日までとなる。
入札には、同社のほか渡辺組・山佐産業・三共建設JVが参加した。事後の公表となった予定価格は55億9055万9000円、最低制限価格は51億4331万4546円だった。
再整備を巡っては、24年6月に予定価格46億1386万8000円で公告を行ったものの、予定価格超過により不落。10月に再度公告を実施していた。