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福島建設工業新聞社
2025/01/15

【福島】病院跡活用の公共施設DBO手続き開始/会津若松市

 会津若松市は14日、県立会津総合病院跡地を利活用した拠点施設の整備事業で、公共施設部分の整備・運営事業者募集に向けた公募型プロポーザルを公示した。参加表明期限4月16日、提案書提出期限7月2日。
 8月にヒアリング審査を行い、同月内に優先交渉者を決める。設計・建設は12月議会、運営については3月議会での議決を予定している。プロポーザル実施に当たり、参加検討者との個別対話の場を設ける。対話の申し込みは3月5日まで。同13日に実施する。
 DBO方式で、敷地約2.7haの北側に約2050uの屋内施設を整備する。屋内遊び場や多目的スペース、休憩スペース、乳幼児の預かり施設などを配置予定。屋外には駐車場約6000u、緑地や広場約3200uなどを整備する。
 参加形態は設計・建設・維持管理・運営に関する企業で構成するグループとする。各業務に複数企業の参加が可能。主な参加資格は、設計が市建築設計登録の1級建築士事務所。建設は市内業者の1社以上参加が要件で、市内・準市内業者は市の建築一式資格総合点数780点以上、市外業者は経審の建築一式総合評定値1500点以上など。1社以上に、2013年4月以降に施工した延べ1000u以上の公共施設工事元請実績を求める。
 提案上限金額(消費税込)は51億6888万9000円。このうち設計・建設工事費は26億8002万9000円、開設準備委託料、指定管理料が24億8886万円。公共施設の建設期間は28年4月まで。維持管理・運営期間は同5月5日〜43年3月。
(提供:福島建設工業新聞社)