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建通新聞社(中部)
2025/01/15

【愛知】霞ケ関C 港区の物流倉庫新築に着手

 霞ケ関キャピタル(東京都千代田区霞が関3ノ2ノ1)は、物流倉庫「LOGI FLAG TECH 名古屋みなと T」の新築に着手した。2026年5月の完成を目指す。
 同施設は鉄骨造2階建て。吹き抜け構造を採用し、仮想床面積は2万1600平方bとした。自動ラックとともに自然媒体の冷却機を採用し、同社としては中部エリア初の冷凍自動倉庫として開発する。敷地内にはカフェやマルシェを併設する他、災害時に使用できる避難スペースも整備する予定。また環境への取り組みとして、太陽光発電パネルの設置も計画する。
 建設地は名古屋市港区野跡3ノ1ノ3の、面積7083平方b。名古屋臨海高速鉄道あおなみ線・野跡駅の西側正面に立地し、敷地の東側が市道金城埠頭線に面している。
 同社は建設地について、伊勢湾岸自動車道・名港中央インターチェンジから約3・3`の場所にある点を評価。完成後は、関東・関西圏への中継拠点として運用していく。
 施工は塩浜工業(福井県敦賀市)、設計は同社東京本社一級建築士事務所(東京都文京区)が担当。
 霞ケ関キャピタルは、同施設の開発に合わせてダイビル(大阪市北区)と東急不動産(東京都渋谷区)、静岡銀行(静岡市葵区)などと、エルオージェイ2特定目的会社を組成。霞ケ関キャピタルは開発・運用・売却などに関するマネジメント業務を担っている。


提供:建通新聞社